(株)不動産経済研究所は15日、2012年10月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の近畿圏マンション販売戸数は2,109戸(前年同月比▲7.6%)。月間契約率は80.4%(同6.3ポイントアップ)。1戸当たり平均価格は3,002万円(同▲19.1%)、1平方メートル当たり単価は50万1,000円(同▲3.8%)と、ともに2ヵ月ぶりのダウンとなった。
即日完売物件は、「尼崎D.C.グランスクエア(I工区)2期1・2次」(大阪府尼崎市、128戸、平均価格3,333万円、平均1.4倍 最高11倍)など3物件142戸。10月末時点の販売在庫数は、9月末比で142戸減の2,548戸。2ヵ月ぶりの減少となった。
なお、11月の発売戸数は2,300戸程度の見込み。