不動産ニュース / その他

2012/11/15

「まちづくり」を中心に中長期計画達成に注力/三井不動産

「国内では、住まい探しのソリューションをワンストップで提供する拠点『三井のすまいモール』のオープン、国外では欧米やアジアにおいてビジネスを展開しているが、いずれも好調」等と語る菰田社長
「国内では、住まい探しのソリューションをワンストップで提供する拠点『三井のすまいモール』のオープン、国外では欧米やアジアにおいてビジネスを展開しているが、いずれも好調」等と語る菰田社長

 三井不動産(株)は14日、マンダリンオリエンタルホテル(東京都中央区)で同社グループの懇親会を開催した。

 冒頭に挨拶した同社代表取締役社長の菰田正信氏は、国内政治や世界情勢が不安定であるものの、新築マンション市場やJREIT市場が堅調に推移していること、オフィス市場においても空室率の底打ちが見られる等、日本経済が緩やかな回復基調であるとした上で、「当社グループは今年から中長期経営計画“イノベーション2017”を掲げ、国内市場の成熟化とグローバル化に努めてきた。国内では、少子高齢化や環境意識の高まり等の課題があるが、『まちづくり』が解決の糸口になる。当社では「柏の葉キャンパスシティ」を開発しているが、ハードとソフトの両方で価値を高め、世界に通用するスマートシティを展開していきたい」等と語った。
 
 引き続き、ストック事業や海外事業にも注力していくとし、「中長期計画の達成に向けてグループ全体で努力していきたい」と抱負を述べた。

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