不動産ニュース / 調査・統計データ

2012/11/27

首都圏の居住用賃貸成約件数、5ヵ月連続の増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2012年10月期の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は、28万7,473件(前年同月比6.2%増)。1平方メートル当たりの登録賃料の平均は、賃貸マンションが2,712円(同▲2.8%)、賃貸アパートが2,274円(同▲2.9%)。1戸当たりの平均では、賃貸マンションが9万6,100円(同0.0%)、賃貸アパートが6万1,100円(同▲0.5%)となった。

 成約件数は1万9,334件(同2.6%増)と、前年同月比で5ヵ月連続の増加。景気後退局面での成約増は、賃料の安いアパートの需要が旺盛なため。アパートは11ヵ月連続の増加となったが、マンションは5ヵ月ぶりに減少に転じた。神奈川ではアパートも減少、再びマイナスとなり不安定な状況が続いている。

 また、1平方メートル当たりの成約賃料の平均は、賃貸マンションが2,595円(同▲2.6%)、賃貸アパートが2,170円(同▲1.5%)。戸当たりの平均は、賃貸マンションが8万9,900円(同▲0.7%)、賃貸アパートが6万2,800円(同0.5%増)だった。

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