(株)東栄住宅は3日、2013年1月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年2月1日~10月31日)の連結売上高は818億6,400万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は46億2,700万円(同▲12.3%)、経常利益は42億100万円(同▲9.4%)、当期純利益は24億4,600万円(同▲19.4%)。
主力の戸建住宅は、適正な在庫回転率および在庫水準維持のための仕入れ・着工・販売のバランスの平準化や、「長期優良住宅」認定住宅の標準仕様化などで、安定的な事業基盤の構築と事業の拡大を図った。その結果、販売戸数が前年同期比で324戸増加、売上高779億400万円(同14.8%増)を計上した。
一方、販管費はおおむね想定通りの水準を維持したが、土地仕入競争の激化や供給過剰気味な市場の影響を受け、粗利益率が低下。減益となった。通期については、売上高1,138億6,000万円、営業利益80億1,000万円、経常利益73億1,000万円、当期純利益43億3,000万円を見込んでいる。