松坂屋銀座店などを含む大規模再開発として計画が進められてきた「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区)が12日、東京都より組合設立の認可を受けた。
同事業は、都市再生緊急整備地域内に位置する、2つの街区(施行面積約1.4ha)を再開発するもので、銀座エリアでは最大級の大規模複合施設開発となる。住友商事(株)、森ビル(株)などが出資するSPCが参加組合員として、特定業務代行者として鹿島建設(株)が参画する。
商業施設や、業務施設、文化・交流施設などで構成する、延床面積約14万7,600平方メートル、地上13階建て地下6階建ての銀座エリア最大級となる大規模複合施設を計画。観光客を受けれるスペースや観光バスが停車可能な乗降スペースを一体整備することで、安全で快適な歩行者ネットワークを強化・拡充する。
また、防災備蓄倉庫や非常用発電設備など災害時の地域全体の防災支援機能も備え、銀座エリア全体の魅力と賑わいを創出するとともに、東京の国際競争力の強化に寄与する。
着工は2014年1月、竣工は17年8月の予定。