(株)不動産経済研究所は13日、11月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は4,093戸(前年同月比15.1%減)と2ケタの減少。月間契約率も69.7%(同9.9ポイントダウン)と、再び70%台を割り込んだ。
1戸当たり平均価格は5,003万円(同10.7%アップ)、1平方メートル当たり単価は72万1,000円(同10.9%アップ)と、ともに上昇した。
即日完売物件は、「プラウド本郷一丁目ディアージュ」(東京都文京区、35戸、平均価格7,555万円、平均1.43倍、最高4倍)など、5物件400戸。20階以上の超高層物件は23物件811戸、契約率は67.8%。11月末時点の販売在庫数は、前月末比435戸増え4,954戸となった。
なお、12月の発売戸数は7,000戸程度の見込み。