不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/7

建設工事受注高、2ヵ月連続の減少/国交省調査

 国土交通省はこのほど、2012年11月分の「建設工事受注動態統計調査報告」(大手50社調査)を発表した。

 同月の受注高は、7,951億円(前年同月比2.1%減)と2ヵ月連続の減少。国内では、公共工事が減少し、民間工事が増加した。国内合計は7,559億円(同4.7%増)となり、3ヵ月ぶりの増加。

 民間工事は5,612億(同7.9%増)と2ヵ月ぶりに増加。製造業では同3.0%減、非製造業では同11.1%増となった。
 発注者別では、不動産業、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売業、小売業等が増加し、運輸業、郵便業、情報通信業、製造業等が減少した。工事種類別では、建築・土木ともに増加。教育・研究・文化施設、店舗、住宅等が増加し、工場・発電所、娯楽施設、土地造成等が減少した。

 公共工事は1,555億円(同2.0%減)と3ヵ月連続の減少。国の機関(同25.4%減)は6ヵ月ぶりに減少し、地方の機関(同39.7%増)は4ヵ月ぶりに増加した。
 発注者別では、国の機関は全て減少し、地方の機関は、都道府県、市区町村が増加し、それ以外が減少した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少。事務所・庁舎、工場・発電所、港湾・空港等が増加し、道路、娯楽施設、住宅等が減少した。

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