不動産ニュース / その他

2013/1/21

ネットを使った中古マンションのオークション事業を開始/大和ホームズオンライン

「住まいバトン」物件サイトイメージ
「住まいバトン」物件サイトイメージ
不動産鑑定士と一級建築士による詳細な調査に基づいた査定書の中の物件詳細情報。売り主希望価格設定の参考資料とするほか、サイト上で公開され、会員が閲覧することができる
不動産鑑定士と一級建築士による詳細な調査に基づいた査定書の中の物件詳細情報。売り主希望価格設定の参考資料とするほか、サイト上で公開され、会員が閲覧することができる

 大和ハウス工業(株)と(株)朝日ホールディングスが出資する大和ホームズオンライン(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:富樫紀夫氏)は、不動産鑑定士と一級建築士による物件評価付き中古マンション売買Webサイト「住まいのバトン」をオープンする。

 同サイトは、(株)東京カンテイのデータベースを根拠に、物件ごとの標準価格を算出。さらに不動産鑑定士と一級建築士による物件調査を加えた査定価格と売り主の売却希望価格、物件詳細情報をサイト上に開示し、売り主・買い主の情報格差をなくした上で、買い主が入札を行なうネットオークションシステム。

 すべての掲載物件にリフォームプランを提案、プランに応じたリフォーム一体型住宅ローンによるローンシミュレーション機能も提供。取引のプロセスに応じ、専門スタッフがサポートする。

 19日から会員登録の受付を開始。売物件を収集したうえで、3月上旬にも物件ページを公開。査定書の閲覧や物件の内覧等を実施し、3月下旬に第1回目の入札を行なう予定。取り扱いエリアについても、首都圏から順次全国へ広げていく方向。

 18日の発表会で挨拶した同社取締役社長の富樫紀夫氏は「従来の中古マンションの物件情報は、プランと物件のみでほしい情報がインターネットでは取得しづらかった。東京カンテイと業務提携したことで、鮮度の高い価格査定、建物診断、周辺調査など、きめ細かなデータで、売り主、買い主双方にサービスを提供できると思っている。当社のシステムが、中古流通の活性化につながり、業界に寄与できたらと考えている」などと述べた。

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