不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/1/24

12年の中古マンション価格、三大都市圏すべて下落に転じる/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは22日、三大都市圏(主要都市別)における中古マンション70平方メートル当たり価格の年別推移・2012年版を発表した。

 首都圏の中古マンション価格は2,863万円(前年比3.9%減)と、09年、10年と続いた増加から一転、下落に転じた。都県別では、東京都3,683万円(同4.3%減)、神奈川県2,456万円(同3.6%減)、埼玉県1,840万円(同2.5%減)、千葉県1,838万円(同2.8%減)と全ての都県で下落となった。
 主要都市別にみると、東京23区が3,975万円(4.7%減)と6年ぶりに4,000万円の大台を割り込んだ。ほかの横浜市2,591万円(同4.5%減)、さいたま市2,119万円(同2.9%減)、千葉市1,762万円(同3.3%減)も、軒並み下落となった。

 近畿圏の中古マンション価格は1,799万円(同1.3%減)とわずかな下落に。大阪府は1,833万円(同2.4%減)と下落したが、兵庫県は1,807万円(同0.5%増)と微増となった。
 主要都市別にみると、大阪市2,133万円(同3.1%減)、神戸市1,879万円(同1.9%増)となった。

 中部圏も1,492万円(同2.3%減)とわずかな下落。愛知県は1,521万円(同3.6%減)であった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。