ハウスコム(株)は29日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~12月31日)は、営業収益52億7,100万円(前年同期比1.7%減)、営業損失2億1,900万円(前年同期:営業利益4,400万円)、経常損失2億700万円(同:経常利益2,600万円)、当期純損失1億5,500万円(同:当期純損失4,400万円)。
厳しい経営環境を打破するため、関東・東海エリアで店舗を新規開設し、131店舗体制を実現。インターネットの賃貸物件情報の増加やTポイントの導入による集客向上施策、クレジット決済の導入による単価向上施策などを導入したものの、成果を得られるまでには至っておらず、営業損失計上となった。
主力の不動産賃貸仲介事業は営業収益26億8,570万円(前年同期比4.9%減)、仲介関連サービス事業は売上高16億3,756万円(同2.9%増)となった。
通期では売上高85億2,300万円、営業利益5億円、経常利益7億600万円、当期純利益3億7,600万円を見込む。