不動産ニュース / 開発・分譲

2013/1/31

東京・立川で自社初の長期優良住宅認定マンション/大京

長期優良住宅認定マンション「ライオンズ立川グランフォート」完成予想図
長期優良住宅認定マンション「ライオンズ立川グランフォート」完成予想図
モデルルームのリビング。2
モデルルームのリビング。2

 (株)大京は、同社初となる長期優良住宅認定マンション「ライオンズ立川グランフォート」(東京都立川市、総戸数100戸)の販売を開始する。

 同物件は、JR中央線「立川」駅徒歩8分に立地する、地上14階建てのマンション。長期優良住宅は、これまで首都圏で8物件分譲されているが、「環境先進都市を目指す立川市の考えに共感し、次世代まで良好な住環境を手渡せる長期優良住宅とした」(同社執行役員首都圏第二支店支店長・水野泰裕氏)。同社は、長期優良住宅のベースとなった国土交通省の「超長期住宅先導的モデル事業」として「ザ・ライオンズたまプラーザ 美しが丘」(横浜市青葉区、総戸数39戸)も供給しているが、「今後は、免震工法のマンションについては、積極的に長期優良住宅にチャレンジしていきたい」(首都圏第二支店建築企画室室長・中山雄生氏)方針。

 建物は、免震工法と直接基礎工法を採用。省エネルギー性、維持管理・更新性、可変性、バリアフリー性など9つの認定基準をクリアしている。また、商業地域立地ながら、壁面緑化などを多用し、緑地率15%を確保した。

 また、これまでの大京グループが手掛けてきた防災と環境対策を改めてコンセプト化した「ライオンズセーフティアクション」と「ライオンズプラスエコ」を初めて導入。防災対策では、非常用発電機により、3日間各戸へ500Wの電気供給と共用部電源を確保するほか、井戸水を各階の散水栓まで揚水して災害時の生活用水として確保する。環境配慮では、日本大学理工学部と共同開発のパッシブデザインを導入。換気機能付き玄関ドアと自然換気ストッパー付きサッシ、ドアのアンダーカットで室内の空気環境をコントロールする。

 住戸は、2LDK・3LDK、専有面積56~83平方メートル。二重床、二重天井で、天井高を2,650mm以上とし、可変性と開放感を確保。天然石キッチンカウンター、ディスポーザ、突き板フローリングなどグレードを高めたほか、女性の意見を取り入れ独自開発した水回り・収納「ライオンズリビングラボ」をフルメニューで採用した。

 予定販売価格は、3,300万~6,400万円台。坪単価約210万円。

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