不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/2/1

借上物件増加で、不動産事業の売上高6%増/大東建託13年3月期第3四半期決算

 大東建託(株)は1月31日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~12月31日)の連結売上高は8,192億2,600万円(前年同期比6.4%増)、営業利益541億7,900万円(同0.1%増)、経常利益563億7,800万円(同1.2%増)、当期純利益343億5,100万円(同9.0%増)と増収増益。

 主力の建設事業は、昨年来の好調な受注工事高を背景に、完成工事高3,284億4,100万円(同5.3%増)を計上したが、労務費がかさんだ影響で、売上総利益1,152億7,900万円(同1.0%減)、完成工事総利益率35.1%(同2.2ポイント減)となった。受注工事高は4,948億6,500万円(同10.7%増)、受注工事残高は7,399億5,800万円(同24.2%増)だった。

 不動産事業では、一括借上物件の増加による家賃収入増で売上高4,679億6,000万円(同6.9%増)となった。単体での入居者斡旋件数は14万3,601件(同0.9%増)、期末の居住用物件入居率は95.8%(0.1ポイント減)、事業用物件の入居率は95.4%(同1.6ポイント増)だった。
 
 同日開催の説明会で同社取締役執行役員の西村智之氏は「営業力の強化により好調な受注を維持することができた。今後も東京23区や横浜市など、市場のポテンシャルの高い都市部への出店を拡大し、さらに営業力を強化していきたい」などと述べた。

 通期では、連結売上高1兆1,669億円、営業利益840億円、経常利益865億円、当期純利益512億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆