不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/2/6

次期中計で経常利益300億円を目指す/ヒューリック12年12月期決算説明会

 ヒューリック(株)は4日、2012年12月期決算説明会を開催した。

 当期(12年1月1日~12月31日)の連結売上高は934億1,900万円、営業利益225億7,100万円、経常利益200億3,300万円、当期純利益114億8,700万円。12年7月1日付で旧ヒューリック(株)と合併しているため、前年同期増減記載はなし。

 主力の不動産業では、「ヒューリック駒込ビル」(東京都文京区)など6物件の竣工に加え、「西大井寮」(東京都品川区)など4物件の建て替え計画が順調に進行。将来にわたる収益力強化を目指し、「ヒューリック有楽町ビル」(東京都千代田区)など3件のオフィスビルを取得。また、新たな収益源の確保を目指し、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業への積極的な展開も進めた。販売用不動産では、ウェアハウジング機能を活用した物件売買等に取り組み、8物件の売却などを行なった結果、営業収益845億6,700万円、営業利益251億1,600万円を計上した。

 説明に当たった同社代表取締役社長の西浦三郎氏は、「現在の中期経営計画(12~15年度)は今年度中に2年前倒しで実現できると見ている。次の中計は、13年度中に策定する予定で、CRE・開発事業の拡大、14年に上場を予定するREITとの共同成長などをビジネスモデルに加え、経常利益300億円を目指す」などと語った。

 次期は、連結売上高1,000億円、営業利益265億円、経常利益225億円、当期純利益115億円を見込む。

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