東急不動産(株)は12日、第21回「TOREIT 四半期報告」(2013年1月)を発表した。上場JREIT全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。
12年10~12月のJREITの資産規模は、物件数が2,083件(前期比43件増)。資産総額は、取得金額ベースで9兆2,591億円(同2,215億円増)、鑑定評価額ベースで8兆6,097億円(同1,954億円増)と、ともに7期連続で増加幅が1,000億円以上となった。
期中の取得物件は47件・2,023億円(同4件増・841億円増)、売却物件は4件・47億円(同1件減・34億円減)。取得時鑑定キャップレートは5.5%(同0.2ポイントダウン)。また、運用時NOI利回りは5.7%(変動なし)と横ばい。鑑定キャップレートは、半年間に全物件平均3.5bp(ベーシスポイント)下落し、平均5.47%となった。