(株)日本エスコンは8日、2012年12月期決算を発表した。
当期(12年1月1日~12月31日)の連結売上高は101億8,400万円(前年同期比9.7%増)、営業利益15億400万円(同60.7%増)、経常利益8億6,000万円(同196.0%増)。当期純利益は、子会社保有の固定資産に係る減損損失約4億5,200万円を計上したため、3億9,200万円(同49.9%増)となった。
主力の不動産販売事業は、分譲マンションの販売を促進するとともに、新規分譲マンションの竣工に伴い引き渡しを行なったほか、保有資産の最適化を目的に仕掛販売用不動産、販売用不動産を販売。売上高75億5,600万円(同9.5%増)、セグメント利益7億8,900万円(同79.7%増)となった。
不動産賃貸事業では、保有している収益不動産の賃料収入の増加を含めた資産価値の向上を図るべくリーシング活動およびプロパティマネジメント事業に注力し、売上高22億900万円(同5.3%増)、セグメント利益14億8,800万円(同12.1%増)を計上した。
次期は、連結売上高117億円、営業利益17億2,000万円、経常利益9億2,000万円、当期純利益9億1,000万円を見込む。