大和ハウス・レジデンシャル投資法人(DRI)は19日、プロパティ・マネジメント(PM)会社およびマスターリース(ML)会社の変更を発表した。
入居者の満足度の向上や、管理の効率化、管理コストの削減等を目的に、PM業務およびML会社の委託先見直しを検討。原則、投資法人のスポンサーである大和ハウスグループへ集約する方針を決定しているものの、保有物件数が限られている地域においては、大和ハウスグループへPM業務を委託するよりも地場に密着した優良なPM会社に業務を委託することで、対象物件のパフォーマンス向上が期待できると判断。札幌、仙台、福岡において、(株)ビッグサービス(札幌市中央区)、(株)ミヨシアセットマネジメント(福岡市中央区)、(株)ワンアイド・キャピタル・アドバイザーズ(仙台市青葉区)の3社に委託することを決定した。
これに伴い、札幌市2物件、福岡市1物件、仙台市3物件のPM・ML会社は、3月1日付で3社へと変更になる。
なお、首都圏、名古屋、関西圏にDRIが保有する物件については、大和ハウスグループのPM会社へ委託先変更の作業を進めている。
今回の変更および別途実施したビルメンテナンス業務の見直しにより、年間200万円のコスト削減を見込んでいる。