不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/2/20

スマートハウス市場、20年には3兆6,300億円規模に/富士経済調査

 (株)富士経済は19日、2012年10~13年1月にかけて行なった市場調査結果をまとめた報告書「スマートハウス関連技術・市場の現状と将来展望 2013」を発表した。

 12年の国内スマートハウス関連市場は、大手ハウスメーカーにおける提案が本格化したことで、1万1,500戸が販売され、11年比25.3%増の1兆8,409億円を見込むとした。省エネ領域が市場の46.7%を占めており、創エネ領域とともに市場を牽引する結果となった。

 13年は国による補助・優遇制度の後押しに加え、消費税増税前の駆け込み需要により新築住宅は90万戸を超える見通しであるほか、14年以降はハウスメーカー主導によるエコタウンプロジェクトが本格始動することなどを踏まえ、新築住宅におけるスマートハウス化の拡大を予測。さらに「スマートリフォーム元年」として、既築住宅分野でのスマート商材の積極提案が始まることから既存物件のスマート化も進むだろうと分析している。

 国内市場は16年頃まで年率10%増で推移し、20年に11年比2.5倍の3兆6,362億円を予測。新築住宅需要の約17%に当たる7万戸がスマートハウスとなると見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。