不動産ニュース / 開発・分譲

2013/2/25

高松市でスマートタウンをまちびらき、年間156tのCO2削減/積水ハウス

 積水ハウス(株)は23日、スマートタウン「スマートコモンシティ林町」(香川県高松市、総区画数43区画)のまちびらきを行なった。

 「スマートコモンシティ」は、国が推進する「ネット・ゼロエネルギー・ハウス」(高い断熱性能や省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減し、残りの消費エネルギーをダブル発電による発電分で相殺。エネルギー使用量をゼロ以下にする住宅)に準じた仕様を推奨した団地。ことでんバス「亀の町」停留所から徒歩4分。総開発面積1万568.1平方メートル。

 建物は、軽量鉄骨造2階建てもしくは木造2階建て。すべての住宅を、太陽電池と燃料電池を備えたダブル発電住宅とし、EVコンセントも標準装備。約2割は蓄電池を加えた3電池を搭載し、それらを連動制御するHEMSを備え、非常時にも電気のある暮らしができるスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」とする。

 また、太陽電池の非常用電源や蓄電池、鉄骨住宅にはオリジナルの制震システム「シーカス」を備え、災害時に利用できる「ソーラー街路灯」「かまどベンチ」を採用するなど、災害に強いまちづくりを行なう。

 太陽電池と燃料電池のダブル発電による「創エネ」でクリーンな電力の地産地消を行ない、断熱性能を高めるなどの「省エネ」により、1世帯当たりで年間約31万円の光熱費削減が可能。同団地が発電する電力量は年間335MWhで、余剰電力は電力会社に売電する。供給電力量は年間181MWh(一般的な世帯の約33世帯分)。電力問題の解消に貢献しながら、年間で約156tのCO2排出量を削減する。

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