不動産ニュース / ハウジング

2013/2/26

ベネッセとコラボ、子育て層向け戸建て第3弾を発売/大和ハウス工業

「HAPPY HUG III(ハッピーハグ スリー)」外観
「HAPPY HUG III(ハッピーハグ スリー)」外観
家族の様子を見守りやすいように、キッチンの向かい設置された「タタミスペース」。畳の下は収納スペースになっている
家族の様子を見守りやすいように、キッチンの向かい設置された「タタミスペース」。畳の下は収納スペースになっている
玄関アプローチと庭を兼用した空間「シーズンアプローチ」
玄関アプローチと庭を兼用した空間「シーズンアプローチ」

 大和ハウス工業(株)は26日、(株)ベネッセコーポレーションとのコラボレーションによる、子育て層向け戸建住宅の新商品「HAPPY HUG III(ハッピーハグ スリー)」を発表した。

 同商品は、大和ハウス工業の戸建住宅「xevo(ジーヴォ)」に、ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランドの「たまひよ」との共同調査結果から導き出したアイディアを盛り込んだもの。これまで「コミュニケーション」と「成長」をキーワードに、2008年に「ハッピーハグ」を、09年に「ハッピーハグII」を提案している。

 今回は、ベネッセコーポレーションが主催するコミュニティサイト内で、キッチンやダイニング、タタミスペースなどの提案に関する人気ランキング調査を実施。その結果を生かし、従来からのキーワードに加え、子供と家で長い時間を過ごす「ママ」に着目した3つの提案を行なっている。

 「ハッピーキッチン」は、キッチンから、タタミスペースとダイニングが見渡せ、家族の様子を見守りやすい開放的な空間。ダイニングには掃き出し窓や吹き抜けが接しており、自宅をカフェのようにくつろげる「カフェダイニング」として提案している。
 「シーズンアプローチ」は、玄関アプローチと庭を兼用した空間。室内から目が届き、子供の外遊びスペースにもなる。シーズンフックを使ってプランターや園芸用ネットを吊り下げ、外部からの目隠しにも利用。ミニ菜園やイルミネーションの装飾などにも活用できる。
 「フレックスステージ」は、稼働式間仕切り「リンクストレージ」により、上下を分割したり、別の部屋に移動させたり、間仕切りとして固定し、ライフスタイルに合わせた間取りの変更が簡単に行なえる。
 その他、階段下にはママのための勉強スペース「ママコーナー」を設置。指が挟まりにくいようにしたドアや、家具に足をぶつけても危険が少ない「R出隅」の採用など、子供の安全・安心にも配慮している。販売価格は、東西入り玄関プラン(延床面積100.91平方メートル)で、2,312万円。

 同日会見した大和ハウス工業上席執行役員住宅事業推進部長住宅商品開発管掌の中村 泉氏は「住宅市場を牽引する一次取得者は、平均世帯年収が伸び悩み、住宅面積も縮小傾向にある。面積の小さいプランでも満足できる子育て環境を提案していく。ボリュームゾーンの一次取得者を取り込んで、シェア拡大を目指していきたい」などと述べた。

 同商品は、3月1日から1ヵ月間、全国24ヵ所のモデルハウスにおいて一斉見学会を行なう。

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