不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/2/27

不動産販売事業の売上倍増も、販管費増加などで減収/サンセイランディック12年12月期決算

「底地マーケットのシェアを拡大して、成長を目指す」と話す(株)サンセイランディック代表取締役社長・松﨑隆司氏
「底地マーケットのシェアを拡大して、成長を目指す」と話す(株)サンセイランディック代表取締役社長・松﨑隆司氏

 (株)サンセイランディック(東京都千代田区、代表取締役社長:松﨑隆司氏)は26日、2012年12月期決算説明会を開催した。

 当期(12年1月1日~12月31日)の連結売上高は94億7,500万円(前年同期比17.8%増)、営業利益5億1,700万円(同31.0%減)、経常利益4億3,600万円(同41.5%減)、当期純利益2億3,300万円(同47.5%減)。粗利率の低下、販管費の増加で、営業利益は減少した。

 不動産販売事業は、底地の販売件数が減少したが、大型の居抜き物件や所有権の取り扱いの増加で売上高77億7,000万円(同112.8%増)となった。建築事業は、注文住宅の建築請負件数が増加し、売上高16億7,200万円(同149.2%増)となった。

 同日会見した同社代表取締役社長の松﨑隆司氏は「今後は景気の影響に左右されにくい底地管理を強化するほか、フィービジネスの拡大を図る。底地マーケットのシェアを拡大して、成長を目指す」などと述べた。

 次期は、連結売上高108億4,500万円、営業利益6億6,400万円、経常利益4億9,700万円、当期純利益2億5,300万円を見込む。

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