国土交通省は27日、「平成24年度 住宅・建築物省エネ改修等緊急推進事業の提案募集」を開始した。
同事業は、住宅・建築物ストックの省エネ改修等を促進するため、民間事業者等が行なう省エネ改修工事・バリアフリー改修工事に対し、国が事業の実施に要する費用の一部について支援。既存住宅・建築物ストックの省エネ化の推進および関連投資の活性化を図るもの。
事業要件は、(1)躯体(壁・天井等)の省エネ改修を伴うもの、(2)改修前と比較して10%以上の省エネ効果が見込まれること。省エネ改修工事に要する費用やエネルギー計測等に要する費用、バリアフリー改修工事に要する費用(省エネ改修工事と併せてバリアフリー改修工事を行なう場合に限る)が補助される。
決定した事業については、国が費用の3分の1を補助。建築物1件につき5,000万円、住宅1戸当たり50万円が上限。
応募は、3月13日締め切り(消印有効)。応募書類は(独)建築研究所建築物省エネ改修事業担当に連絡(メール、TEL:03-3222-6750)の上、取り寄せる。3月下旬より順次、採択事業を決定していく予定。