パーク24(株)は2月28日、2013年10月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年11月1日~13年1月31日)の連結売上高は366億8,500万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は47億1,300万円(同17.0%増)、経常利益は47億1,700万円(同21.2%増)、四半期純利益は28億2,300万円(同28.8%増)であった。
主力の駐車場事業では、開発力の強化を目的として、2事業本部制から地域別の3事業本部と法人営業本部へと組織変更を行ない、地域密着型開発の強化と法人営業の深耕を図った。月極駐車場および管理受託駐車場を含めた総運営件数は1万3,422件(前連結会計年度末比1.9%増)、総運営台数は50万6,756台(同2.4%増)、売上高は292億3,000万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は62億800万円(同9.8%増)となった。
モビリティ事業については、「レンタカーサービス」で店舗網の拡大や法人向け営業の強化、店舗オペレーション品質の向上などにより顧客層の拡大に注力。「カーシェアリングサービス」については、配車車両の増加と運用システムの改善を図った結果、全体の車両台数は3万184台(前連結会計年度末比2.0%増)、カーシェアリングサービスの会員数は17万428人(同13.3%増)となり、売上高74億9,400万円(前年同期比22.1%増)、営業損失3,300万円(前年同期:営業損失3億200万円)を計上した。
なお、通期では売上高745億円、営業利益87億円、経常利益85億円、当期純利益47億円を見込む。