不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/3/4

「二世帯同居検討あり」ミセスは80%に/フィアスホーム

 (株)LIXIL研究所フィアスホームカンパニーは4日、同社が運営する住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」で実施した「二世帯住宅の暮らし方」についてのアンケート結果を公表した。調査期間は2012年12月14日~13年1月25日。調査対象は同サイトを利用する20代~60代のミセス186名。

 すでに二世帯住宅で同居している35%を除く65%(単世帯)のうち、二世帯同居を過去1度でも検討したことのあるミセスは現在検討中を含め80%にのぼった。

 二世帯同居検討の理由では、「家事・育児を協力してもらえるから」(単世帯12%、二世帯10%)、「経済的に助かるから」(単世帯11%、二世帯12%)と僅差が続く中、単世帯では「親の老後を考えたから」が37%で断トツの1位に。二世帯では「親の老後を考えたから」は15%にとどまったが、「親が望んだから」の項目では13%と単世帯の倍近い割合となった。

 親世帯の子育てへの関わり方については「適度に協力して欲しい(出来る範囲で協力したい)」が単世帯67%、二世帯68%となり、「積極的に協力」を含め約74%がお互いに協力して生活していくとの前向きな回答となった。

 また、同居に対する不安や問題の理由としては「お互いの過干渉・プライバシーの問題」が単世帯73%、二世帯37%で第1位に。単世帯と比較して二世帯の割合が半分となっている理由として同社は、各住宅メーカーなどの二世帯同居提案の多様化などによるプライバシーの問題の改善を上げている。
 一方、単世帯には特に上がっていない、「孫へのしつけ・教育」が二世帯では15%で第2位となっており、事前の暮らしに対する考え方と、実際の生活実態との間にギャップが見られる結果となった。

 アンケートの詳細は、ホームページ参照。

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