新日鉄興和不動産(株)と釜石市、新日鐵住金(株)は7日、官民連携で開発を進めてきた復興公営住宅「釜石市上中島復興公営住宅I期」(岩手県釜石市、総戸数54戸)の、27日竣工を発表した。
同事業は、3者が2012年9月27日に「上中島築災害復興公営住宅整備推進に向けた覚書」を締結し、新日鐵住金が所有する敷地において、新日鉄興和不動産が復興住宅(I期54戸、II期156戸)を整備するもの。岩手県において、木造を除く新築集合住宅では最も早い竣工となる。
建物は、災害に強い住宅を早期に整備するという釜石市のニーズを踏まえ、工期が短く経済性に優れたスチールハウスを採用。敷地面積3,745.52平方メートル、薄板軽量形鋼造3階建て。間取りは1LDK(18戸)・2LDK(36戸)。
なお、完成後は土地・建物を釜石市が買い取る。