旭化成不動産レジデンス（株）は15日、マンションと戸建ての一体開発プロジェクト「アトラス上大岡」（横浜市港南区）の報道陣向け見学会を開催した。
同プロジェクトは、京浜急行本線「上大岡」駅より徒歩約20分の旭化成の旧社宅・グランド跡地の再開発で、分譲マンション「アトラス上大岡ヒルズ」（総戸数139戸）と宅地分譲「アトラス上大岡ガーデン」（総区画数33区画）で構成する。
マンションと戸建街区の入居者間でコミュニティを築けるように、公園を戸建街区とマンションの間に設置。また、お互いに利用できる集いの場として、マンション内には、戸建居住者が利用できるオープンテラス付きラウンジ「つながりの間」も設けている。さらに、戸建街区には、公園の脇にBBQなどができる空間も備えている。
「アトラス上大岡ヒルズ」は、地上7階地下1階建て、住戸は2LDK～4LDK、専有面積70～95平方メートル。販売価格帯は2,500万～4,400万円台。3方向から使えてコミュニケーションがとりやすい「ペニンシュラキッチン」、LDKに設置した子供の学習コーナー「＋NEST（プラスネスト）空間」、家族それぞれの専用ロッカー、室内物干しコーナーなど、4アイテムを全戸に採用。家族の成長に合わせ部屋の模様替えが簡単にできるよう、引き戸と稼働収納を用意し、空間の可変性を高めた。
「アトラス上大岡ガーデン」は、敷地面積129～183平方メートル。全戸注文住宅で、太陽光発電システムを設置し、緑化協定を結んでいる。販売価格帯は2,010万～3,042万円。
販売状況は、「アトラス上大岡ヒルズ」は残り22戸。購入者は、周辺地域の30歳代のファミリーが7割となった。栃木、千葉、埼玉など広域から集客している。単身女性が購入するケースも見られた。「アトラス上大岡ガーデン」は全戸完売。購入者は30歳代ファミリーが中心。
同社開発営業本部販売部マンション販売グループの青山幸生氏は、「お客さまからは、価格が手頃な割に、内装設備が充実していて、プランが豊富なところや、設備がすべて価格に含まれていてオプションがないのが分かりやすくていいと評価されている」などと話した。
