三菱地所グループの不動産投資・運用会社である三菱地所投資顧問(株)の運用するオープンエンド型非上場リート「日本オープンエンド不動産投資法人」(JOE)の資産規模が、2013年4月時点で1,019億円と1,000億円を突破した。
JOEは、11年3月から運用を開始。運用開始時の資産規模は270億円。半年ごとに増資と物件の追加組み入れを行ない、現在の保有物件数は18件。投資主の55%が金融機関、43%が年金基金となっている。
2年間で、資産規模を4倍増させた外部成長の背景として同社は「私募リート銘柄の増加による商品認知度の向上、不動産市況の回復、年金消失問題を契機とした透明性の高いオルタナティブ商品への投資ニーズ拡大」などを挙げている。