不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/5

首都圏住宅地・中古マンションとも下げ止まり傾向明確に/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は5日、2013年4月1日時点の首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の実勢調査結果(13年1~3月)を発表した。四半期ごとに東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅地と中古マンションを対象に調査しているもの。

 13年1~3月の住宅地価格の平均変動率は0.0%(前回マイナス0.8%)と下げ止まり。東京都区部、都下、神奈川が2年ぶりにプラスに転じたため。「値上がり」を示した地点が18.6%(同4.3%)と拡大、「横ばい」を示した地点も74.3%(同72.9%)となった。

 中古マンション価格も、価格変動率はマイナス0.1%(同マイナス0.9%)とほぼ下げ止まり。やはり、東京都区部、都下、神奈川で2年ぶりのプラスとなった。「値上がり」を示した地点は14.9%(同4.3%)と拡大、「横ばい」 を示した地点は72.1%(同65.3%)と7割に達した。「値下がり」を示した地点も13.0%(同30.6%)まで減少している。

 また、12年4月~13年3月の住宅地価格の平均変動率はマイナス2.3%(同マイナス2.8%)、中古マンション価格の平均変動率はマイナス2.7%(同マイナス3.1%)。いずれも、「値上がり」地点の割合と「横ばい」地点の割合が増加し、「値下がり」地点の割合が減少。値下がり率は縮小している。

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