不動産ニュース / ハウジング

2013/4/11

「カフェ」空間をプラスした子育て期30歳代向け商品を発売/三井ホーム

「café+(カフェ・プラス)」外観イメージ
「café+(カフェ・プラス)」外観イメージ
「ウェルカム・カフェ」のイメージ
「ウェルカム・カフェ」のイメージ

 三井ホーム(株)は、子育て期にある30歳代の一次取得者をターゲットにした注文住宅企画型新商品「café+(カフェ・プラス)」を、13日より全国で発売する。

 子育て期にある30歳代は、休日を家で楽しむ志向が強い傾向にあり、住まいの充実がより一層望まれている。そこで、友人を招いたり、家族が集える小さな空間を「カフェ」と呼称し、リビング、ダイニングとは別に、住まいにプラスすることを提案するもの。

 「ウェルカム・カフェ」(友人を庭先より招き入れることができる、カフェテラスのような空間)、「タタミ・カフェ」(昼寝する子供の様子を家事をしながら見守ったり、ふすまを閉めると離れの雰囲気を味わえるなど、マルチに利用できる小上がりの畳空間)、「クラフト・カフェ」(創作のための空間)、「フィットネス・カフェ」(大きな窓が連続することで、庭との一体感が楽しめ、健康維持を図ることができる空間)、「ブック・カフェ」(家族専用の図書館となる小さな空間)の5つのカフェスペースを基本プランとして用意。1.5~3.5帖のスペースで、ベースプランは30。

 また、子育て対応プランとして、家事を効率よくこなせるよう、時短に配慮した家事動線を採用。さらに収納を適材適所に配置、母親の近くで子供が学習できるスペースも設けた。
 1階有効天井高2.6m、次世代省エネルギー基準対応、オリジナル屋根断熱材「ダブルシールドパネル」を標準仕様・装備としている。また厳しい敷地条件にも対応できるよう、北側斜線制限に対応した、母屋下がりのデザインとし、室内はスロープシーリング(勾配天井)により伸びやかな空間を実現した。

 会見で同社専務取締役の長谷 裕氏は、「当社はこれまで50歳以上、3,000万円以上の商品を得意としてきた。しかし昨年の受注棟数は30歳代が35%、50歳代が33%、20歳代が7%となり、ボリュームゾーンを伸ばしたいという思いから、30歳代向けの2,000万円台の商品を開発した。コストパフォーマンスの高い企画住宅として提案し、受注拡大を図っていく」などと述べた。

 参考価格は、東入りプラン(ウェルカム・カフェ付)の本体工事価格(施工延床面積146.58平方メートル)が2,482万5,150円(坪単価56万円)。
 販売目標は年間300棟を目指している。

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