不動産ニュース / 開発・分譲

2013/4/19

千葉・市川で自社26棟目の建替マンション発売/長谷工コーポレーション

建て替え後(ブランシエラ市川行徳の完成予想パース)
建て替え後(ブランシエラ市川行徳の完成予想パース)
建替え前(行徳ファミリオ)
建替え前(行徳ファミリオ)

 (株)長谷工コーポレーションは27日、新築分譲マンション「ブランシエラ市川行徳」(千葉県市川市、総戸数84戸)のモデルルームをオープンする。

 築30年超のタウンハウス「行徳ファミリオ」(木造2階建て、総戸数38戸)を建て替えるもので、同社の建替事業では26物件目となる。最寄りは、東京メトロ東西線「行徳」駅徒歩16分。

 行徳ファミリオは、8棟構成・全38世帯のタウンハウスで、築30年を超えて、屋根の浮きや割れ、外壁の一部ひび割れ、外階段木部の腐れなど建物や設備の劣化が進行。住民より、結露防止や電気容量アップなど、居住性能の向上や耐震補強への対応などの要望も出されていた。そのため、事業コンペで同社が選出され、区分所有法による一括建替え決議が可決。2012年9月に解体工事に着手、13年1月より本体工事がスタートしている。

 建て替え後のマンションは、鉄筋コンクリート造8階建て。飲料水を確保する「ウェルアップミニ」、断水でも使用できる「マンホールトイレ」、ベンチが炊き出し用かまどになる「かまどスツール」の防災3点セットを装備したほか、担架、懐中電灯、ヘルメット、水などの緊急用具を準備した「防災倉庫」も設置する。

 また、同社が独自開発した省エネ断熱システム「エコニスII」を採用した他、長谷工アネシスの「高圧一括受電サービス」により共用電力のランニングコストの削減も図る。また、カスタマイズとして、居住者が好みに合わせて住まいのアイテムを選べる「E-label」システムも採用した。

 住戸は3LDK~4LDK。専有面積は65.19~88.91平方メートル。販売戸数は未定で、価格は2,800万円台~4,900万円台を計画している。
 販売開始は5月下旬、竣工は2014年2月上旬の予定。

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