不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/25

耐震診断の実施率、組合数・棟数ともに2割台に増加/マンション管理業協会調査

 (一社)マンション管理業協会は24日、平成24年度第2回「旧々耐震基準マンション耐震化フォローアップ」実施結果を発表した。マンション長寿命化協議会(座長:齊藤広子明海大学不動産学部教授)の提言を受け、半期ごとに年2回、耐震診断・耐震改修実施状況など耐震化の進捗状況の把握と耐震化促進を目的に実施しているもので、今回が第2回目。調査対象は会員社391社のうち135社、調査期間は3月15日~4月1日。
 
 第1回フォローアップの対象となったマンションのその後の耐震診断実施状況は、簡易診断・精密診断のいずれかを実施した管理組合が60組合、棟数が83棟増加。実施率は、管理組合数で22.7%(第1回調査比5.9ポイント増)、棟数で21.2%(同2.9ポイント増)とアップした。

 今回のフォローアップにより、簡易診断を実施した管理組合は84組合、棟数が287棟。精密診断が118・187棟。いずれかを実施している管理組合が202(同44管理組合増)・実施率22.1%(同4.0ポイント増)。474棟(同65棟増)・実施率21.0%(同2.5ポイント増)となった。

 第1回調査時の対象マンションの耐震改修実施状況では、実施済み管理組合が18組合、棟数が18棟増。今回のフォローアップにより、実施済み管理組合は59(同17管理組合増)・実施率6.5%(同1.7ポイントアップ)、76棟(同17棟増)・実施率3.4%(同0.7ポイント増)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。