トーセイ(株)は、3月27日にシンガポール証券取引所(SGX)メインボードへセカンダリー上場を行なったと発表した。
主たる取引所を東京証券取引所として上場を維持したままでのシンガポール証券取引所へのセカンダリー上場。SGXへの上場は日本企業では13年ぶり、不動産企業としては初の上場となる。イントロダクション方式で上場を行なったため、今回の上場に際して新株式の発行等はなし。また、今回の上場に伴い、2013年11月期四半期決算より従来の日本会計基準に替え、国際会計基準を適用し開示を行なっている。
今後は、アジアでの知名度を高め、シンガポールに拠点を置く世界の不動産投資家に同社と東京の不動産の魅力を訴求することで、投資資金の誘致を図り営業活動を推進していく。また、将来的には現地での開発などの案件も検討していく考え。