SBIモーゲージ(株)は、2012年12月~13年3月の期間に他社から同社へ住宅ローンを借り換えた顧客を対象に、実態分析を行ない、その調査結果を発表した。なお、顧客属性は、男性95.5%、女性4.5%、30歳代と40歳代が全体の84.8%を占めた。
調査によれば、他社から同社への借り換えの割合が、12年12月の11%から13年3月の34.2%まで増加。
借り換える前に借り入れていた金融機関の割合は、約半分の47.4%が銀行・信金・信組・信販会社・生命保険会社など民間金融機関。続いて34.5%が(独)住宅金融支援機構の【フラット35】や旧住宅金融公庫という結果に。民間金融機関からの割合が高いことから、同社では、最近の【フラット35】の金利低下に伴い、全期間固定金利の住宅ローンへ借り換えるニーズが高まっていることが伺えるとしている。
また、借り入れ期間は「15~20年」が66.3%と圧倒的に多く、続いて「25~30年」が16.3%、「20~25年」が12.1%という結果に。借り換え金額は「1,000万~2,000万円」が42.0%と最も多く、続いて「2,000万~3,000万円」が40.5%、「3,000万~4,000万円」が12.1%となった。