(株)不動産経済研究所は20日、4月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は、都区部微増も、都下・神奈川で大幅減となり、全体では4,093戸(前年同月比2.8%減)。月間契約率は、前年同月比・前月比で減少するも、78.2%(同3.6ポイントダウン)の高水準を維持した。
1戸当たり平均価格は4,728万円(同7.1%上昇)、1平方メートル当たり単価は66万1,000円(同6.6%上昇)となった。
即日完売物件は、「プラウドタワー千代田富士見レジデンス」1期(東京都千代田区、85戸、平均価格1億608万円、平均1.45倍、最高5倍)など、14物件551戸。20階以上の超高層物件は24物件552戸、契約率は85.9%。4月末時点の販売在庫数は、前月末比121戸減少し4,206戸となった。
なお、5月の発売戸数は4,000戸の見込み。