（一社）マンション管理業協会は22日、第一ホテル東京（東京都港区）で、名称変更後初となる第34回総会を開催。2012年度事業報告および収支決算などを承認・決議した。総会終了後に臨時の理事会を開催し、新副理事長として、日本ハウズイング（株）代表取締役社長の小佐野 台氏、野村リビングサポート（株）取締役社長の関 敏昭氏を選任した。
総会後の懇親会で、同協会理事長の山根弘美氏は「住生活総合サービス業のさらなる浸透を目指し、介護・高齢者サポート事業や育児支援、防災コミュニティ育成支援事業、海外進出など、これまでの管理会社の枠を超えたチャレンジ精神が必要。これこそが、業界の発展へとつながっていく。お客さまや社会からの信頼を得るためには、法令遵守の徹底も推進していく。また、マンションに安心・安全で長く住まうための課題として、マンションコミュニティの醸成がある。新たな大地震に備え、地域コミュニティとマンションコミュニティ、管理組合の連携を強化していく」などと語った。
