(株)リビングライフは18・19日の2日間、中古マンション売り主の物件早期販売への新たな試みとして、段ボール家具で生活をイメージ体験できる見学会を、現在販売中の「ロネスタ戸越公園」で開催した。
明治大学大学院の建築計画研究室「萌大空間スタイリングワークショップ」との共同企画で、販売中のマンションの一室に原寸大の段ボールでつくった家具の模型を設置したもの。購入検討者が実際の生活をイメージしやすくするのが狙い。デザイン・作成に掛かる費用等は同社が負担した。
同社では空室が続く賃貸物件にダンボール家具を設置。早期に借り主が見つかるなど空室対策で実績を上げてきた。売買物件では今回が初の試みとなる。
今後は、同社に売却依頼をしている中古住宅の個人売り主に設置を呼びかけるほか、段ボールで提案したレイアウトを実際の造作家具としてつくれるよう家具店との連携を図っており、さらに提携先を増やす計画。購入者の好みに合った家具のラインナップを捉え、リフォーム等の提案にもつなげていく。
なお、成功すれば新築住宅についても展開したいとしている。
販売中の物件は「ロネスタ戸越公園」の102号室(東京都品川区豊町4丁目5-21)は、東急大井町線「戸越公園」駅徒歩5分に立地。2003年築。間取りは2LDK。専有面積は55.58平方メートル。価格は3,380万円(税抜)。物件・見学会の問い合わせ先は、0120-876-132。