不動産ニュース / 開発・分譲

2013/5/29

「MARK IS みなとみらい」を一部先行公開/三菱地所

「MARK IS みなとみらい」全景。写真左の横浜美術館からグランモール公園を挟んで向かいに位置。MM21地区では最大規模の商業施設となる
「MARK IS みなとみらい」全景。写真左の横浜美術館からグランモール公園を挟んで向かいに位置。MM21地区では最大規模の商業施設となる
「MARK IS みなとみらい」外観。凹凸や異素材の組み合わせなどで圧迫感を解消した
「MARK IS みなとみらい」外観。凹凸や異素材の組み合わせなどで圧迫感を解消した
5階にある「みんなの庭」には商業施設ではめずらしい果樹園や菜園を設置。目の前にはランドマークタワーがあるなどロケーションも優れている
5階にある「みんなの庭」には商業施設ではめずらしい果樹園や菜園を設置。目の前にはランドマークタワーがあるなどロケーションも優れている

 三菱地所(株)は28日、横浜・みなとみらい地区(MM21地区)で6月21日にオープンする商業施設「MARK IS みなとみらい」(横浜市西区)の一部を報道陣向けに公開した。

 同施設は、敷地面積1万8,046.56平方メートル、延床面積約11万6,189.73平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上6階地下4階塔屋1階建て。MM21地区の34街区に位置し、地下4階で横浜高速鉄道(みなとみらい線)「みなとみらい」駅に直結予定。同地区では最大規模の商業施設となる。
 “ライフエンターテイメントモール”をテーマに近隣に住むファミリーやミセスから、観光客まで幅広い層をターゲットに設定。日用使いに便利なスーパーやドラッグストアのほか、横浜ならではのロケーションを楽しめるテラス付きレストランゾーンや体験型エンターテイメントパークなど、同施設ならではのスペースも用意する。テナント数は全189店舗。

 見学会当日は外観や一部共用スペースを公開。外観は凹凸や素材の変化をつけることで、圧迫感のない仕様に。また、「みんなの庭」と称した果樹園、菜園などがあるフリースペースや植栽豊かなテラスを設置するなど、「立体都市公園」をイメージしたスペースを随所に設けた。これらでは今後収穫体験などのイベントを企画予定だという。

 同社執行役員・横浜支店店長の千葉 太氏は「当社はMM21地区の開発に当初から参画。その一つであるランドマークタワー開業から20年、そしてMM21地区開発開始から30年という節目の年を迎えた。『MARK IS みなとみらい』とともにまちの回遊性を高め、さらなる活性化に寄与したい」などと述べた。

 なお、同社では45街区のジャックモール跡地(EAST)でグローバルな人材を育成する研究所の開発も進めていることを発表。今年9月着工、2015年2月末竣工を予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。