不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/6/7

再開発、建替え事業にも乗り出す考え/コスモスイニシア

 (株)コスモスイニシアは6日、2013年3月期決算説明会を開催した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)は連結売上高858億2,400万円(前期比7.0%増)、営業利益25億6,200万円(同38.3%増)、経常利益21億円(同50.2%増)、当期純損失10億7,300万円(前期:当期純利益13億3,400万円)であった。

 今後は、大和ハウス工業(株)との資本業務契約締結による資金調達力の回復を背景に、事業用地の仕入れを積極的に展開する。不動産販売事業においては、首都圏および近畿圏におけるマンションを中心に住宅分譲事業を強化、中規模物件や再開発、建て替え事業にも取り組み、安定的な事業継続を目指す。また、1棟リノベーションマンションや3階建て戸建住宅、タウンハウスなどに加えてシニアマーケット向きの商品開発にも取り組む方針。
 不動産賃貸事業では、新たな賃貸管理システムを開発・導入することにより事業収益性向上を図り、早期にマンション受託戸数1万戸体制によりセグメント営業利益5億円の達成を目指すとした。

 説明会で同社代表取締役社長の高木嘉幸氏は、「当社への信頼は年々回復してきていると感じている。引き続き当社の強みを活かしながら、さらなる企業の信頼の回復を図りたい」などと述べた。

 次期は、売上高714億円、営業利益13億円、経常利益8億円、当期純利益7億5,000万円を見込む。

 決算詳細は過去のニュースを参照。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。