(株)矢野経済研究所は28日、2013年第1四半期の住宅リフォーム市場に関する調査結果を発表した。同社専門研究員が市場規模を算出、併せて文献調査を行なったもの。
13年第1四半期(1~3月)の住宅リフォーム市場規模は、速報値で1兆2,512億円(前年同期比17.7%増)となり、2008年以降の第1四半期としては最も高い市場規模となった。
年初からの株価上昇等による個人資産へのプラス効果が住宅リフォーム市場にも好影響を与えたものと分析。滑り出しが好調であった第1四半期の状況から、13年の住宅リフォーム市場規模は6.1兆~6.4兆円(前年は6.2兆円)と予測した。
なお、第1四半期は好調であったものの、第2四半期以降が前年並みにとどまる場合は、同市場規模は6.1兆円となる。