


三井不動産レジデンシャル(株)は、日本土地建物販売(株)と共同で、分譲マンション「パークホームズ品川ザ レジデンス」(東京都港区、総戸数209戸)の販売を開始する。
同物件は、JR線「品川」駅徒歩11分の倉庫跡地に建設される、地上16階建ての分譲マンション。敷地の3方が運河に面し、通風・採光・眺望に優れる立地特性を生かし、運河に面する東・南・南西住戸が7割超となる配棟計画としているのが特長。
経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業」の採択プロジェクトで、HEMS・MEMSによりマンション全体のエネルギー管理を実施するほか、高圧一括受電により電気代を5%削減。居住者の省エネ行動を促進させるため、HEMSを介して居住者のライフスタイルを分析し、三井不動産グループの住宅居住者メンバーシップサービスから、ライフスタイルに合ったサービスを提案していく。
また、建物を(株)大林組施工の免震構造としたほか、災害時の太陽光発電、蓄電池、カーシェアリング用電気自動車からの電力供給、非常用発電機、各階への防災備蓄倉庫設置などの防災対策も充実させた。
住戸は、2LDK・3LDK、専有面積57~81平方メートル。戸境壁を耐震壁とすることで、梁の出をなくしたすっきりとした室内空間を実現。天井高だけでなく、収納の高さも2,400~2,500mm確保し、有効率を高めた。
昨年末からプレセールスを開始、ゴールデンウィークから事前案内会を開始し、これまでに港区、品川区の賃貸居住者中心に、事前反響約3,000組、モデルルーム来場者約600組を集めた。1期120戸を、7月6日から販売。販売価格は、4,290万~8,310万円。最多価格帯は5,900万円台。平均坪単価は約280万円。
2日会見した三井不動産レジデンシャル都市開発一部開発室室長の稲田信行氏は「3方を運河に面した開放感ある立地が、最大のウリ。また、常に次代のスタンダードを取り入れてきたパークホームズとして、HEMSを使った見える化だけでなく、節電ピークカットを促す新たな仕組みを導入した」等と語った。