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2013/7/3

HEMSの高付加価値化に向け東大等と共同実験/大京

 (株)大京は、東京大学生産技術研究所岩船・萩本研究室、(株)ファミリーネット・ジャパン(FNJ)と共同で、HEMSを活用した快適な居住空間づくりに係る実証実験を開始した。

 HEMSを設置したマンションでの快適な居住空間、省エネルギーな暮らし、節約などの実現を目的に、エネルギーデータの分析・アドバイスと、その効果を検証するのが目的。

 「ライオンズはるひ野シーズンテラス」(川崎市麻生区、総戸数82戸)のうち、FNJが提供するHEMS「me-eco(ミエコ)」を設置した19世帯を対象に、室内の電気使用量などのエネルギーデータ、温度・湿度などの環境データを収集。家電形式、利用頻度を参考に、居住者の生活習慣や節電効果、家電性能・住宅性能など複数の要素を多面的に分析する。

 アンケート調査や各家庭へのコンサルティングと併せ、快適な居住空間を実現するための有効な手法を継続的に検証。このプロセスをベースに、HEMSのバージョンアップや新製品開発など高付加価値化につなげていく。

 実証実験は、6月8~30日にかけ実施。参加者の承諾を得た上で、最長5年まで延長する。

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