大和ハウス工業(株)は2日、まちづくりプロジェクト「つくば環境スタイル“SMILe”~みんなの知恵とテクノロジーで笑顔になる街~」(茨城県つくば市)内のコミュニティ型低炭素モデル地区「葛城地区C43街区」について、事業主体である3者(大和ハウス工業、NTT都市開発(株)、つくば市)が住民主導の『サスティナブルコミュニティ』構想の推進に関する協定を締結したと発表した。
同プロジェクトは、人々の暮らしに起因するCO2を重点的に削減するモデルで、高齢者や子供をはじめ、あらゆる層の人々が笑顔になるまちの実現を目指すもの。開発面積は約6.4ha。戸建分譲住宅175戸と、集合住宅約230戸を供給予定。
協定では、街区に居住する市民に「つくば環境スタイルサポーターズ」への参加を促し、コミュニティ単位で環境配慮型のライフスタイルを実現。住民主導のコミュニティスタイルを目指す。また、戸建街区のHEMSと集合住宅のMEMSが連係して、コミュニティ全体でのエネルギーの見える化、周辺施設と連携した省エネインセンティブプログラム構築を行なうほか、市内の研究機関や市役所と連携して次世代モビリティの共有やり活用も検証していく。
なお、戸建住宅の販売開始は、今年秋、集合住宅は今年10月を予定している。