不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/7/9

オフィス賃貸コスト、世界第1位は前回に引き続き「香港」/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は8日、半年ごとに実施している、世界127都市を対象とした「プライムオフィス賃貸コスト調査」結果を発表した。

 世界トップ50の内訳は、アジアパシフィックが21都市、欧州・中東・アフリカ(EMEA)が18都市、米州が11都市。米州とアジアパシフィックでゆるやかな上昇となった一方、不況下の欧州ではわずかに下落したことから、世界全体は前年比1.4%の上昇にとどまった。インドネシア・ジャカルタ(38.9%上昇)、テキサス州ヒューストン(郊外)(21.2%上昇)など、大幅な上昇を記録した都市も見られた。

 世界第1位は、前期に引き続き香港(セントラル)で、年間賃貸コストが1平方フィート当たり235.23米ドル(坪当たり6万5,700円)。一部では、より低コストなオフィスへの移転を検討する動きがあるものの、中国本土の企業からの需要が顕著、同地の高級オフィスビルにオフィスを構える企業が増加している。

 第2位は、同222.58米ドル(同6万2,200円)のロンドン(ウエストエンド)、第3位は、北京(金融街)同194.07米ドル(同5万4,200円)。以下、北京(建国門CBD)、ニューデリー(コノートプレースCBD)などアジア4都市が世界トップ5に入り、アジアの勢いが際立つ結果となった。

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