フジ住宅(株)は9日、中古住宅アセット事業の開始を発表した。
同事業は、賃貸事業と中古住宅販売事業を融合したもの。同社が賃貸入居者付きの中古分譲マンションを取得し、保有することで収益不動産として賃貸収入を得るほか、将来、賃貸入居者が退去した後に実需層向け市場で、リフォームを行なったうえで中古住宅として販売する。
今後は、大阪府下・阪神間の人口密集地域を中心に賃貸入居者付き中古分譲マンションの積極的な仕入活動を展開。3年後には500戸を保有し、保有による営業利益3億5,000万円、5年後には、1,000戸保有で営業利益7億円の達成を目指す。14年3月末までに150戸の中古マンション取得を計画している。