伊藤忠アーバンコミュニティ(株)は20日、同社が管理する築9年以上の首都圏マンションの管理組合を対象に「大規模修繕セミナー」を開催、管理組合の理事長や修繕委員を中心に約40名が参加した。
セミナーでは、マンションの大規模修繕についての必要性や建物劣化診断の内容、省エネ性や利便性を向上する建物各部の性能や機能を付加する改良工事の説明を行なった。経済産業省が行なう「スマートマンション導入加速化推進事業」のMEMSアグリゲータに同社が採択されたことに伴い、エネルギー管理支援システムを紹介しながらスマートマンション化のメリットについて話をした。
また、大規模修繕工事を直近で経験した2名の理事長をパネラーに、パネルディスカッションも実施。工事方式の決定方法や工事着工までの経験談など、これから大規模修繕工事を検討する理事長と修繕委員へ向けアドバイスした。