不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/7/30

建て替え等を進め賃貸事業好調。営利138億円/ヒューリック13年12月期第2四半期決算

 ヒューリック(株)は30日、2013年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(13年1月1日~6月30日)の連結売上高は350億1,600万円、営業利益138億200万円、経常利益126億円、当期純利益83億3,600万円。12年7月1日付で旧ヒューリック(株)と昭栄(株)が合併しているため、前年同期増減記載はなし。

 主力の不動産事業では、「ヒューリックレジデンス西大井」(東京都品川区)、サニーライフ船橋(千葉県船橋市)など5物件の竣工に加え、「ヒューリック新宿ビル」(東京都新宿区)「世田谷Fビル」(東京都世田谷区)など10物件の建替計画が順調に進行。また、将来にわたる収益力強化を目指し、「神谷町セントラルプレイス」(現ヒューリック神谷町ビル、東京都港区)、「ヴィクトリアワードローブ」(東京都千代田区)を取得した。さらに、新たな収益源として積極的に展開しているPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業においては「ヒューリック浅草橋ビル」(東京都台東区)が竣工、100%で稼働を開始。開発事業でも、3月に竣工した「お茶の水ソラシティ」(東京都千代田区)のリーシングが順調に進捗した結果、営業収益303億7,600万円、営業利益152億2,100万円を計上した。

 同社代表取締役社長の西浦三郎氏は、「2009年に作成した『10年後のヒューリック』で掲げた、2018年度連結経常利益300億円という目標については来年にもクリアする見込み。将来的には、同社は準大手となるよう経常利益800億~1,000億円を目指していきたいところ」などと述べた。

 通期では、連結売上高1,000億円、営業利益265億円、経常利益225億円、当期純利益115億円を見込む。


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