平和不動産(株)は29日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は67億6,600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益22億3,200万円(同2.0%減)、経常利益16億5,000万円(同3.2%減)、純利益10億200万円(同40.4%増)。
主力の賃貸事業は、「東京証券取引所ビル」の賃料減額などがあったものの、(株)東京証券会館の連結損益寄与や「METLIFE兜町ビル」の賃貸収益計上などにより、売上高46億4,100万円(同10.2%増)に。住宅賃貸収益などと合わせた収益は50億3,200万円(同10.0%増)となった。
不動産開発事業では、「新宿フロントタワー」の稼働率向上などが寄与し、収益は7億5,000万円(同10.3%増)に。住宅開発事業は12戸を計上し、収益4億7,100万円であった。
通期は連結335億円、営業利益74億円、経常利益47億円、純利益25億円を見込む。