エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は2日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)の連結営業収益は403億5,000万円(前年同期比2.7%減)、営業利益104億8,300万円(同1.2%増)、経常利益92億4,300万円(同1.5%増)、当期純利益56億5,800万円(同5.4%減)。
主力の不動産賃貸事業は、既存物件の賃料収入減はあったものの、前期竣工した物件および新たに竣工した物件の賃料収入増や4物件の売却収入などで営業収益306億1,700万円(同15.3%増)、営業利益109億4,500万円(同5.3%増)となった。オフィスビルの平均空室率は、都心5区では7.5%、全国ベースでは7.2%。
分譲事業は、マンション分譲事業で、竣工物件126戸の引渡しを実施したものの、引渡し戸数の減少等により、営業収益73億8,000万円(同33.4%減)、営業利益8億1,600万円(同22.9%減)の減収減益となった。
なお、通期では、連結営業収益1,790億円、営業利益275億円、経常利益221億円、当期純利益115億円を見込んでいる。