日神不動産(株)は2日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は、94億6,400万円(前年同期比6.0%減)、営業利益1億500万円(同30.4%増)、経常利益1億900万円(同65.8%増)、当期純利益5,100万円(前年同期:純損失2,000万円)と、2期ぶりの黒字となった。
主力の不動産事業では、新築分譲マンション販売が前期在庫物件販売を中心に行ない好調に推移。売上高は38億3,900万円(前年同期比20.6%増)、当期純損失が4,900万円(前年同期:純損失1億8,400万円)となった。
建設事業では、多田建設の業績が引き続き好調に推移したものの、建築資材費や人件費の上昇により利益率は低下。売上高は48億8,500万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は1,400万円(同61.0%減)と減収減益に。
通期は連結売上高510億円、営業利益20億円、経常利益18億円、当期純利益16億円を見込む。