不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/9/12

シニアの住み替え、9割強が「満足」と回答/三井不動産リアルティ調査

 三井不動産リアルティ(株)は12日、「シニア世代の住まいに関する意識調査」結果を発表した。首都圏・関西圏・中部圏で50歳以降に住み替えを行なった夫婦(260名)と、50歳以降に住まいの大規模リフォームを行なった夫婦(261名)が対象。

 「シニアライフを送る住まいとして、現在の住まいに満足していますか?」との問いには、住み替えを行なった人の90.3%、リフォームを行なった人の86.9%が「非常に満足」または「まあまあ満足」と回答。いずれも満足度が高かった。「非常に満足」と回答した割合は、住み替え派が26.5%、リフォーム派が17.6%。物件別にみると、「中古マンションへの住み替え」では95.3%が「満足」と回答、最も満足度が高かった。

 「現在の住まいに住み替えた際にかかった費用」は、「住み替え」は平均で2,497万円、「リフォーム」は平均717万円。「中古マンションへの住み替え」費用は平均1,611万円と、住み替え全体の平均金額を900万円近く下回った。住み替え先は、全体では「以前の住まいと同じエリア」(44.6%)がトップで、住み慣れた生活環境の中で住み替えが行なわれていることが分かった。住み替え後の物件タイプ別にみると、一戸建てでは51.2%と過半数の人が「以前の住まいと同じエリア」を選んでいるのに対し、マンションでは、「以前の住まいよりも、都心寄りのエリア」(44.4%)との回答が最多だった。

 また、リフォームではなく住み替えを行なった人にその理由を聞いたところ、「生活の利便性の高いところに住みたかったから」(31.5%)がトップとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。