不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2013/10/1

東京・世田谷の高層複合施設の残共有持分を東急電鉄子会社が取得/TRI

「世田谷ビジネススクエア」
「世田谷ビジネススクエア」

 東急リアル・エステート投資法人(TRI)は30日、同投資法人が信託受益権の一部を保有する「世田谷ビジネススクエア」(東京都世田谷区)について、第3者が保有する共有持分をスポンサーである東京急行電鉄(株)の連結子会社CTリアルティ(有)ほか2社が共同で取得したと発表した。

 同物件は、東急田園都市線「用賀」駅に直結。敷地面積約2万1,315平方メートル、延床面積約9万4,373平方メートルの複合高層施設。地上28階建てのタワー棟高層部にはオフィス、低層部および複数の低層棟には商業施設や地域公共施設であるコミュニティテラスを配している。
 
 今回の取得は、同投資法人が共有者間基本協定書に基づき有する優先交渉権を、現所有者の了解を得て、東急電鉄連結グループ各社が行使したもので、共有持分のうち45%を取得。TRIは共有持分55%を有していることから、同投資法人と同社グループ各社により全体を保有することとなった。

 同投資法人は、コラボレーションを発揮できる東急電鉄連結グループ各社が本物件を保有することで、物件運営に関する意思決定がより円滑となるとし、積極的な設備投資の推進、テナント誘致や物件管理の円滑化等が図り、稼働率の向上、キャッシュフローの増加等を見込むとしている。

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